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ダポキセチンやパキシルで早漏れを改善できるか

早漏れに効果がある薬としてダポキセチンがあります。
この薬には脳内物質であるセロトニン濃度を高める作用があります。

そもそも早漏れはなぜおきるのでしょうか。
ストレスや心配事を抱えているという心理的な原因、亀頭が敏感すぎるという身体的な原因があります。
また自律神経の交感神経が強く働きすぎているのも原因です。

ダポキセチンは交感神経が優位になりすぎないようにすることで、射精にいたる時間を引き延ばす作用があります。
空腹時に飲むと効果が出やすく、服用してから1時間くらいで効果があらわれはじめ、5時間~6時間くらいその作用は持続します。

ではパキシルとはどのような薬なのでしょうか。
これはSSRI=「選択的セロトニン再取り込み阻害剤」という抗うつ剤のひとつです。
鬱病の原因にセロトニンの不足があります。
これは脳内物質のひとつで、精神を安定させる作用がある物質です。
これが不足すると、ストレスによって脳内の神経伝達物質の動きが鈍化して鬱状態になるのではないかと考えられています。
そのためセロトニン再取り込みを阻害することで脳内のセロトニンが減らないようにすることで鬱を治療しようというわけです。

セロトニンには精神をリラックスさせる作用があります。
ノルアドレナリンのはたらきを抑制する効果があり、交感神経の働きが過剰になるのを防ぎます。
すると早漏れにも効果があるのではないでしょうか。
早漏は交感神経が強く働きすぎているのが原因だからです。
実際に鬱病の治療でパキシルを服用している患者の一部に射精遅延の症状が確認されているのです。
そのためクリニックのなかにはほんらい鬱病の治療のために開発されたパキシルを早漏の治療薬として処方するところも増えています。